小分けについてabout refilling


                        
                        ご覧戴きありがとうございます!
当店で販売しております、こだわりの小分け商品について御説明させて戴きます。
 
まず、法律についてです。
お酒を小瓶に移し替えて店頭以外で販売する事は、法律上は「小分け」「量り売り」でなく、「詰め替え」に該当します。
ですので、正式には「小分け」でなく、「詰め替え」販売となります。
「詰め替え」を行う場合は都度、申請を行う必要があります、当然当店でも申請を行っております。

また、「詰め替え」に際しては食品衛生法に関ります。
当店は、食品衛生管理者の資格を有し、保健所に酒類詰め替えの認可を受け、
作業の際は衛生面に配慮しておりますので御安心くださいませ。

次に当店の拘りである「品質に影響なく詰め替える」を実現する為に、
 ①詰め替え前のお酒は紫外線・温度の影響を受けない様に冷暗所で保管する
 ②小瓶の蓋は酒質に影響がない素材を使用する
 ③詰め替えは、手早く行う
 ④詰め替え後は、飲料用酸化防止ガス(※)を封入し、パラフィルムで密封し冷暗所で保管

以上の最大限の努力を行いまして、お客様に発送させて戴いております。
ボトル開けたてをそのまま詰め替えてお届けしておりますので御安心くださいませ。

尚、小分けに際しては上記の様に手作業で行っている為、詰め替え容量に数%のばらつきが発生してしまいます。
誤差が無いように細心の注意を払っておりますが、多少の誤差はご了承くださいませ。

※飲料用酸化防止ガスについて
当店では「プライベートプリザーブ」というワイン用の酸化防止スプレーを使用しております。
輸入品なのでお値段は少々お高いですが、
窒素ガス、炭酸ガス、アルゴンガスが封入されたスプレーで、
人体に対しても安全かつ、酸化しやすいワインでも1週間以上は品質が保たれる為、
製品への拘りとして採用しております。

食品保存用のアルゴンガスは1990年代から世界的に用いられてきましたが、
日本では2019年にやっと食品添加物として認可されるようになりました。
当店でも「プライベートプリザーブ」を販売させて頂く予定でおりますが、
いつかはオリジナルのウイスキー専用保存ガスを開発できればと考えております。

店主